妊娠を希望するなら肝を整えよう④

妊娠率を上げるために知っておきたい肝の作用とは?

前回までは肝のお話しをしていきました。

妊娠を希望するなら肝を整えよう③

前回のブログはこちらからご覧ください。

今回は最初に肝の相方である胆と肝に関係する季節についてお話しをしていこうと思います。

 

 

 

【胆は精神活動に関わっている】

胆は肝とべったりくっついている相方になります。

胆の役割は主に2つあり1つ目「脾胃の消化を助ける働き」があります。

 

 

肝で作られた胆汁を胆が貯蔵する役目を担っており、いざ消化をするぞ!っていう時は肝の疏泄作用によって胆汁がコントロールされます。

 

 

2つ目が特に働きが大きくて、主に精神活動に関わっているのですが胆はその中でも「決断をする」という働きを担っております。

 

 

肝が色々考えて、胆がそれに対して意思決定していくのですが、肝の機能が失調することにより胆にも大きく影響が及び精神的な活動を低下させます。
分かりやすい症状としては

・優柔不断

・常にオドオドしている

・ビクビクしていて意思表示が出来ない

 

このように肝胆が精神に影響が出てきますし

 

「大胆」・・・恐れない度胸があること

「肝(胆)が据わっている」・・・落ち着いていてめったなことには驚かない

「臥薪嘗胆」・・・将来の成功を期して苦労に耐えること

 

 

というようにどしっと構えているような言葉に胆はよく使われているので、東洋医学では「将軍の官」とも呼ばれているんですね。

 

 

肝胆の機能が失調することで外部からの刺激に対して敏感になるのでイライラしやすくなったり、優柔不断になり色々あれこれ考えたり、周りの目が気になってしまい充実した妊活を送れなくなってしまうことが考えられます。

 

 

 

春先は精神的に乱れやすい季節

東洋医学で考えると春先というのは自然界の陽気が活発になり、それに伴って草木も成長していきますし人間の身体の中も陽気が活発になります。

 

 

陽気というのは上に行きやすい(熱が上に行くのと同じイメージ)ので、身体の中の気血が元々上に集まっている人(のぼせやすい人等)はより症状が重くなりやすいのです。

 

 

また、陽気が盛んになると行動力が上がるので妊活も積極的になりやすい時期になりますが、一歩間違えると精神的に不安定になりやすい時期でもあります。

 

 

その理由として、五臓六腑の中で特に春先に影響を受けやすいのが肝胆になりますが、肝胆の機能が失調しやすくなることで精神的なコントロールが難しくなり、うつ病や摂食障害などの症状が出やすくなります。

 

 

妊活では特にストレスを溜めず、精神的にも安定した状態で行うことで妊娠率が上がってくるので、春先は特に精神的に今どうなっているのか自分自身と向き合いながら行うようにしましょう。

 

 

特に生理前などにイライラしやすい人はよりイライラしやすくなり、ストレスを溜めやすい時期にもなるので注意が必要です。

 

 

春先は行動力が上がり色々頑張ろう!!ってなりますが、この時期に一気に頑張り過ぎると息切れをしてしまいますので徐々にやる気のギアを上げていくようにしていきましょうね。

 

 

 

 

今回は肝の相方の「胆」のお話しと、肝が1番影響を受けやすい季節についてお話しをしました。

次回はいよいよ肝に対しての鍼灸治療のお話しをしていこうと思います。

コメントは受け付けていません。