妊娠を希望するなら肝を整えよう③

妊娠を希望するなら肝を整えよう

前回のブログでは肝の疏泄作用について少し踏み込んだお話しをしていきました。

前回のブログはこちらからご覧ください。

妊娠を希望するなら肝を整えよう②

今回も肝の特徴についてお話しをしていこうと思います。

 

 

【肝は気を上に押し上げる作用があります】

前回までのお話しで肝の疏泄作用は気を全身に押し流す作用があるというお話しをしました。

今日は更に1つ突っ込んだお話しをしていこうと思いますので、肝の疏泄作用って何だっけー?となっている方は前回のブログをご覧いただいてから見ると分かりやすいかもしれません。

肝の特徴の1つとして「昇発(しょうはつ)」という作用があり、疏泄作用は全身に気を巡らせる効果がありますが、どちらかというと気を上に押し上げる力の方が本来は強いのです。

そのため、疏泄作用が失調してしまうと気が過剰に上半身に集まってしまいます。

気が上半身に過剰に集まることにより

・頭痛

・耳鳴り

・吐き気

などの症状が出てきます。

また、女性の場合ですと生理前に向けて血が必要となってきますので「陰」の特徴である蔵血作用の血を保管や血流量を調節したり、「陽」の疏泄作用が気の調節をおこなったりするので肝は忙しくなります。

肝が疲れてそれぞれの機能が失調してしまうと「気血」の動きも悪くなり、上半身に昇ったり、滞って「オ血」や「気滞」となって生理前の症状が出てきます。

・肩こり

・腰痛

・下腹部痛

・胸の張り

・浮腫み

などの月経前症候群の症状として出てきます。

 

【生理前になるイライラは肝が関係しています】

先程、肝には昇発というものがあり、気は上半身に押し上げられやすいというお話しをしました。

気が上昇すると感情は「怒」という感情になります。

怒ると顔が赤くなったりしますよね?それは気が過剰に集まり過ぎているからなのです。

生理前になるとちょっとしたことでイライラしてしまい、後でなんでこんなことで・・・なんて思うこともあると思います。

これも肝の機能が失調しているからなんですね。

逆に肝の機能が生理前でも安定するようになってくると感情も安定してきたり、もちろん生理前の他の症状の改善も期待出来ます。

 

【肝は目と関係しています】

肝の状態は目で確認することが出来ます。その理由としては肝は血流を調節しておりますので、疏泄作用が失調すると目が充血や目脂(めやに)が出てきて、血を貯蔵する蔵血作用が失調すると目が乾燥したり、かすんだりします。

1番分かりやすいのは「アッカンべー」とした時の目元の色で今どのような状態なのか見ていくことも出来ます。

いかがでしたか?肝のお話しをしていく中で必ず出てくるのが疏泄作用になってきます。

肝自体は「陰」の属性に入るのにも関わらず、「陽」の疏泄作用が沢山関与してくるんですね。

肝は陰と陽の両方の性質を持っていることから「体陰用陽」と言われています。

次回も肝のお話しをしながら、相棒である「胆」のお話しもしていこうかなと思います。

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