妊娠を希望するなら肝を整えよう②

妊活をするなら肝を整えよう

前回のブログでは肝の性質についてお話しをして「蔵血作用」と「疏泄作用」の2つの重要な作用があることをお伝えしました。

前回のブログをご覧頂いてない方はこちらをご覧ください。

妊娠を希望するなら肝を整えよう

 

今回は肝の特徴についてもう少しお話しをしていこうと思います。

肝は精神的な面の調節を担っています

肝は魂と関係がありますが、いきなり肝は魂と関係があると言われても「何それ?」となりますよね?

今回お話しする魂とは精神的な活動の調節をするところになってきます。つまり、肝の機能が低下することで精神的に不安定となったり思考の変化などで「なんにもないのに不安になる」「ちょっとしたことでイライラする」などの感情や思考に影響が出てきます。

また、前回お話しをした疏泄作用も精神的な要素と関係が深く、疏泄自体にストレスや精神的な刺激を緩和させる力があるんですね。その作用のことを【羅極の本】と言います。

少し難しくなってきましたね・・・

要するに、この疏泄の作用が亢進してしまうと「イライラ」や「怒りっぽくなる」、疏泄の作用が失調してしまうと「落ち込みやすくなる」「不安感」「うつ」などの感情になります。

なので疏泄が安定していれば精神的にも安定していくので、肝の治療をしていくと「性格が変わったと言われました」と周りから言われることもあります。

疏泄は月経と関係が深い

前回も少しお話しをしましたが、疏泄には血を色々なところに送る作用がありますが子宮(女子胞)にも送る作用があります。

この際に送る力が弱くなってしまうと血が子宮にスムーズに送られなくなってしまい、途中で固まってしまい血塊になってしまったり、血が滞っていることで月経痛や生理不順となる原因となります。

つまり、月経の際の異常の多くは肝の疏泄作用が関わっているのです。

疏泄は消化吸収や運搬にも関与している

以前、脾胃は消化吸収や運化作用があるというお話しをしました。

忘れてしまった方やまだ見ていない方はこちらをご覧ください。

脾胃の状態を整えることが妊娠率を高める


肝の疏泄作用は気血の通り道の確保と共に、脾の運化作用を補助する役目や胆汁の分泌を促す作用があることで消化吸収のお手伝いもしているのです。そのため、疏泄作用が失調することで一緒に脾胃の働きも低下してしまいます。

なので、食べ物の吸収率が悪い原因として

 

① 脾胃の機能が落ちている場合

② 肝の疏泄作用が失調することで脾胃にも影響する場合

 

なので、消化吸収を高めたい場合に、ただ脾胃を補うのではなくて他に関係しているところを探していく必要があるんですね。
ということで、今回は前回に引き続き肝のお話しで特に疏泄作用についてお話しをしていきました。

まだまだ、肝には大切な特徴があるので次回以降お伝えしていきたいなと思います。

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