妊娠を希望するなら肝を整えよう

妊活をするなら肝を整えよう

前回までは脾胃の働きを高めて吸収率を高めましょうというお話をしていきました。

詳しくはこちらをご覧ください。

脾胃の状態を整えることが妊娠率を高める


今回は肝についてお話をしていこうかなと思いますが、肝も五臓六腑の1つで東洋医学の「肝」と西洋医学の「肝臓」とは異なります。

この肝の機能を整えることは妊活で非常に大切になってきますのでまずはその特徴を知ってもらいたいと思います。

「肝は血を蓄える作用があります」

肝は主に大切な役割が2つあります。そのうちの1つが「蔵血作用(ぞうけつさよう)」と呼ばれ作った血を貯蔵しておく場所になります。

 

全身常に血が十分に行き渡っているわけではないため、不足したところにすぐ血を送れるように貯蔵しておかなければいけないんですね。

 

肝がしっかり機能していれば作られた血を貯蔵することができますが、肝の機能が低下することにより十分な貯蔵が出来なくなります。

 

そのような血が少ない状態の事を「血虚」と言います。血虚になると目元が白くなったり、女性ですと生理時の出血量や生理が終わるまでの期間が短くなります。

「肝は血を全身に送る作用があります」

肝の2つ目の作用としては全身を流れている「気」や「血」の通り道を整備する役目と気血が足りないところに届ける役目があり、そのことを「疏泄作用」と言います。

 

1つ目の蔵血作用で貯蔵されていた血を全身の足りないところに届けてあげることが出来るのもこの疏泄作用の働きによるものになります。

 

疏泄作用がしっかり機能をしていると気血の通り道に多少の障害物があっても除去してくれるので、滞らずにスムーズに運ぶことができるのですが肝の機能が低下して疏泄作用の働きも弱くなると気血が滞り「気滞」や「瘀血」の原因となります。

 

疏泄作用の失調により生理前にイライラしたりする原因となりますし、瘀血があれば生理中の痛みや子宮内膜症などの病気のリスクも高まってきます。

 

 

 

1つ目の蔵血作用と2つ目の疏泄作用はそれぞれ陰陽の関係となっており、2つのバランスがしっかりしていることで肝の機能が正常になります。

陰陽のバランスが崩れることで様々な症状として出てきますし、次回以降話していきますが「肝」と「胆」は臓腑の関係となっていて非常に大切になってきてこのバランスも重要になってきます。

 

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