脾胃の状態を整えることが妊娠率を高める

脾胃の状態を整えることが妊娠率を高める

妊活をしていく中で体質改善を目的に鍼灸を選択した方や、興味はあるけどなぜ鍼灸が効果的なのか分からないから受けていないという方もいると思います。

鍼灸が体質改善に効果的な理由をお伝えしようと思いますが、その前に今回は五臓六腑の中でも特に大切な脾胃のお話しをしていきます。

鍼灸で脾胃の働きを高める

東洋医学でいう「脾胃」とは西洋医学でいう「胃」になり、脾臓という臓器もありますのが働きは全く異なります。脾胃の脾は胃に張り付いていて胃の消化吸収をサポートする役割を担っています。

胃のサポートをして小腸や大腸へと食べ物を送っていくのですが、この時に脾の力が弱っていると食べ物の吸収率が低下するので、鍼灸で脾胃を補うことで栄養を効率良く吸収することが出来るようになります。

脾胃は食べ物の過剰摂取に加え辛い物や冷たい物、甘い物で弱りやすくなっております。

また、脾胃は他の臓腑の中でも身体の中心にあり気血を作る際にも大事な役割となっているので必ず脾胃の力を高めておく必要があります。

栄養過多による脾胃の低下

妊活サポートをしている中で感じることは、葉酸や亜鉛・ビタミンを沢山摂ろう!と頑張っていたりしますが現在の日本において栄養不足になるような状態になることがあるのかな?という疑問があります。

人間が1日に吸収出来る量は決まっているので、例えばビタミン剤を過剰に摂取したとしても吸収されずに尿として出てしまいます。

さらに、脾胃の働きが低下することにより最大吸収量が少なくなるので、本来は食事で十分なビタミンを摂れていたとしても最大吸収量が少なくなるので結果的にビタミン不足となってしまうことが考えられます。

食べ物の過剰摂取で胃粘膜に負担がかかると脾胃の働きが低下するので食べる量の見直しが必要になります。

西洋医学的には「ビタミン不足」になりますが東洋医学的には「食事の過剰摂取により脾胃の機能低下によるビタミン不足」という考え方とかも出来ます。

脾胃は全身に栄養を運ぶ役割があります

脾胃には食べ物の吸収だけでなく、吸収した栄養を全身に運ぶ「運化作用」というものがあります。脾胃の重要なツボも体幹ではなく足にありますので、末端を整えてあげることで運化作用が高まり全身に栄養が行くようになります。セルフケアではふくらはぎの筋肉を動かしてあげたりすると全身に栄養が行きやすくなりますよ。

次回は鍼灸のお話しと絡めて書いて行きたいと思います。

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