運動が変える子宮・卵巣環境

暢寿堂の松見です。

今回は不妊症と運動の関係です。

定期的に運動することが不妊症に限らず健康にとって大切なのは、みなさんご存じではないでしょうか。
肥満解消や生活習慣病の改善にはもちろん効果がありますが、不妊症を改善させる方法として運動はどれほどの効果があるのでしょうか?

運動不足と不妊

じっは、妊娠したいと考える女性にとって運動不足は大敵なのです。
週に1時間運動する時間を増やすと排卵障害が7%ずつ改善するとされる報告もあります。
1時間より2時間、3時間、4時間と改善率が高くなり、5時間でピークに達することがわかっています。

子宮卵巣環境を改善しよう!

では何故運動することが排卵障害が改善するのでしょうか?

それは身体に蓄積された脂肪が子宮や卵巣を圧迫してしまい十分な血流が確保
されず、また物理的に脂肪により圧迫をうけ子宮、卵巣ともに十分な働きが出来なく
なってしまうからです。この要因が妊娠率を下げてしまう一因となると考えられてます。
運動で体脂肪を減らすと、子宮や卵巣周りに余裕ができるので、それらの働きが改善され、妊娠率のアップにつながると考えられます。

また、運動することは血流改善をもたらします。体を動かした日には血行がよくなって、体がぽかぽかした経験はないでしょうか。
血流がよくなると、卵巣にいく血流も、子宮内膜にいく血流もよくなるので、トータルで妊娠環境改善になるのです。

運動で男性不妊も改善!

また実は男性も運動不足だと、不妊の原因につながる事がわかっています。
男性ホルモンの「テストステロン」は、筋肉を鍛えると分泌量が増えるのですが、
永年の運動運動不足で筋肉が衰えると、テストステロンが減少し、生殖機能の働きが悪くなってしまいます。
この際なのカップル二人で一緒に運動する事をおススメします。

過ぎたるは猶及ばざるが如し

また最近はジョギングがお洒落な趣味として若い女性の間で流行していますが
あまり一所懸命になり過ぎてしまう事も考えものです。

激しい運動のせいで体脂肪が落ちてしまうと人間の身体は命を守る為に
生命維持に特に必要としない、月経や排卵をストップしてしまうのです。
体脂肪率が17%以下、BMIが17.5以下で半数以上の人が無月経に
なるというデータもあります。

妊娠を希望する女性が運動することはいいことですが、激しい運動で体脂肪を落と
しすぎることは控えてください。

「中庸」という言葉があるように何事もほどほどがいいようです。

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